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staff_ID:5相談支援と講座を通じて自己理解を深めスカウトで就労に至るまで

人員不足の職場で疲弊し、人間不信や心身の不調に悩んでいた。相談支援や講座への参加で他者との交流が回復の助けとなり、自己理解が進む。未経験の仕事へ応募を重ね、スカウトをきっかけに進路が決まった。

当時の自分は... 70

退職してしまったのは残念ですが、辛い継続をするより、 一旦自分を守るために退職と休息の決断が出来ていたのは良かったかなと思っています。 当時の決断が今の暮らしにつながっています。

Q.困っていたのはいつごろですか?

30代前半(30~35歳)

Q.どんなことに困っていましたか?

元々のマルチタスクの苦手さと、会社の方針で人員削減していた影響で少ない人数での営業に私も担当していた店舗も疲弊していました。
辛かった事を聞き入れてもらえない上長とのやり取りに絶望し、人間不信になっており、心身ともに崩壊しかかっていました。

Q.検索していた言葉や見ていたサイトは?

ハローワーク、リクルートエージェント、訓練、パソコン教室など

Q.利用したことがあるサービスは?

サポートステーション、ハローワーク

Q.何がきっかけで利用を始めましたか?

ハローワークで紹介された

Q.何が決め手になりましたか?

なんとなく

Q.利用するのを悩みましたか?

3ヶ月以内に予約をした

Q.予約した日には行けた?

欠席したことがある

Q.どれくらいの期間利用しましたか?

1年~1年半の間

プログラム参加のこと

Q.どんな支援を受けましたか?

スタッフとの個別面談
コミュニケーション講座
心を整える講座
居場所、作業ひろばなど

Q.印象に残っていることを教えてください

サポステプログラム、ハロワともに共通しているのが、傾聴して貰えることが有難かったです。
アドバイスだけでなく自分が何を溜め込んでいるのか、じっくり聞いてもらえたことが良かったです。
また、当時の利用者同士の横の繋がりで交流出来たことも人不振になっていた自分にとっては助かりました。

Q.仕事探しで苦労したことはありますか?

立ち仕事のサービス業しかしたことありませんでしたが、全く別業種のオフィスワークにチャレンジした事で未経験から何件か選考落ちしていました。
書類の添削はして貰っていませんでしたが、主観と客観する視点に気づけたので、自己表現が前より出来るようになっていた様に思います。

Q.応募した仕事の決め手や重視したことは?

本命にしたい仕事のため、必要なスキル取得の為、ステップとして遠回りする業種を選択しました。
自分の未達な部分のみで選考されるのではなく、採用側の事情も同じくらいあるのだと、当時実感していました。
社長からのスカウトメールがきっかけで、即決採用していただきましたが、自分で出来そうと思えていた事が大きかったのだと思います。

Q.仕事が決まってからもサポートは受けた?

現在はサポステの運営団体も変わってしまい、自身も支援の仕事をするようになったので、利用していません。
その代わりに自己や友人とストレス解消を行ったり、定期的にケアとして大学付属の相談室にお世話になっています。

今の自分は 90

ライフスタイルが当時と変わり、自分と仕事だけではない家族ともバランスをとる事が必要になり、あえて正社員でない働き方も今の生活と合って妥当かと思います。
心身と精神のバランスを自分主導で取ることが出来ているのが大事だと思います。

Q.これからチャレンジしたいことはありますか?

どう働くかだけでなく、どう生きていくかも考えながら、日々の選択をしています。
遠い先の目標はあまり定めず、そのときどう感じるかでよい方向に転ぶ気がしています。
地元や住まいの地域の関わりを持ちたいと思うようになってきました。

Q.いま悩んでいる方へのメッセージ

何をすべきかよりも、何がしたいか、自分の望むものは何か、好きなことは何か思い出したのちに、社会との折り合いをつけられるとよいかと思います。
大きな目標がなくても大丈夫です。
今よりより良く生きることで、自分の事を好きになって生きていけたら良いですね。

Q.なにかオススメしたいことはありますか?

相談も大事ですが、何話していいのか分からなくてもサポステはお勧めです。
相談からでも、プログラムからでも、取り組みやすいものからの参加で大丈夫です。
家から出るのが億劫であれば、オンラインからでも。
何か変わりたいと思える事からでも、きっと良い未来が待っています。

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