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ID4:しんどすぎて前を向けなかったときに、叱咤激励するのではなく耳を傾けてくれたのがありがたかった

精神の不調により就職後に心身の調子を崩し、医療や支援を自力で探せない状況だった。若者支援センターで面談や申請のフォローを受けながら生活を立て直し、一般雇用枠での就職につながった。現在も継続して面談を受けながら働いている。

当時の自分は... 35

健康な状態を100とするとこれぐらいだからです

Q.困っていたのはいつごろですか?

20代前半(20~24歳)

Q.どんなことに困っていましたか?

以前から精神の状態が不安定で、そのなかで無理に就職して働いた結果、心身の調子を大きく崩しました。
そのなかで
①医療を自力で見つけられなかった
②支援情報を探せなかった
③支援情報があったとしても認知能力が落ちていたので理解ができなかった
④頼れる公的機関がなかった がとくに困っていました。

Q.検索していた言葉や見ていたサイトは?

あなたは一人ではない(内閣府の孤立対策のサイト)

Q.利用したことがあるサービスは?

地域庁舎の福祉課、大田区の若者支援センター(フラットおおた)

Q.何がきっかけで利用を始めましたか?

通りすがりにみかけた

Q.何が決め手になりましたか?

場所が近かったから, すぐに相談できそうだったから, なんとなく

Q.利用するのを悩みましたか?

すぐに予約をした(知った日)

Q.予約した日には行けた?

欠席したことがある

Q.どれくらいの期間利用しましたか?

1年~1年半の間

プログラム参加のこと

Q.どんな支援を受けましたか?

スタッフとの個別面談
居場所、作業ひろばなど

Q.印象に残っていることを教えてください

フラットおおたで面談を担当してくださっているスタッフがとにかくこちらの話を聞いてくれたように思います。
しんどすぎて前を向けなかったときに、叱咤激励するのではなく耳を傾けてくれたのがありがたかったです。
また、精神状態が良くないなかで各種申請書類を提出することすら難しかったときに「もうやった?」と定期的に声をかけてくださったので、申請遅れはあっても致命的なミスにはつながらなかったように感じています。

Q.仕事探しで苦労したことはありますか?

①苦労したこと 休職している間に手帳を取得したので、当初は障害者雇用で働こうと考えていましたが、思ったより手順が色々あってややこしいと感じました。
就労支援に通うことも視野に入れて数カ所見学に行ったりしたのですが、そもそも通うために自治体にしないといけない申請があったり、手順を考えると回りくどいような気がして、一気に意欲がなくなったのを覚えています。
自分にあった就労支援プログラムがあまりないように感じることも多かったです。
②うまくいったこと(努力というより単に運がよかっただけですが) 結局無理して一般雇用枠で就活をしたのですが、就職した企業の人事が偶然障害者雇用に精通している人で、結果的にセミクローズで働くことができています。
一般雇用枠なので障害者雇用ならではの収入の低さを心配することもないのでありがたいです。
また経験者としてSESに就職したので業務内容や勤務形態を最優先に考えて案件を選択できるくらいの余裕があったのもよかったです。

Q.応募した仕事の決め手や重視したことは?

色々考えた結果、休職前と同じ職種につくことにしました。
ただ、企業形態をSESにして、業務や勤務形態について柔軟に調整しやすい会社を選びました。
今の会社は、転職エージェントサービスからのスカウトで正直あまり深く考えず応募したのですが、結局それが吉と出たので良かったと思っています。

Q.仕事が決まってからもサポートは受けた?

担当スタッフさんと定期的に電話で面談をする機会作ってもらったり、月に一回くらいは対面で話したりしています。

今の自分は 65

健康な状態を100とすると60-70の間くらいだと思ったからです

Q.これからチャレンジしたいことはありますか?

健康な状態を100とするとこれくらいだと思ったからです

Q.いま悩んでいる方へのメッセージ

とりあえず働き続けることを目標にしたいです。(次休職すると傷病手当がもらえないため)

Q.なにかオススメしたいことはありますか?

無理せずに、頼れるところに頼ってください

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